議事録

  • 2020年度 第2回組織改革委員会 議事録

2020年度 第2回組織改革委員会 議事録

第2回組織改革委員会 議事録

組織改革委員会事務局 平井 将貴

日時:2020年6月18日(木)20:00~(理事会後)

場所:難波市民学習センター

参加:16名

 

 

■本日の検討事項と議事の内容について(以下敬称略)

 

谷川:70周年後、現役が大幅に減少するが、今後どのように組織運営をしていくか。

その一つとして「定年制廃止」を提案する。

アンケートの結果をもとに、本日は時間の関係もあるので「定年制廃止」について議論したい。

 

平井:組織改革委員会事前アンケート結果

対象者25名中回答者24名

テーマ1.現役会員減少について

  • 「定年制の廃止」の是非 → 賛成19、反対5
  • 賛成:「定年制廃止」における検討事項

①規約変更        6 ②OB会員へのアナウンス方法  8

③廃止後の理事の決め方 12 ④OB会員の子息入会時取り決め 3

⑤その他         2

具体的な意見:・廃止によるOB退会のリスクを鑑み、しっかりとした説明が必要。

・事業活動はOB含め全体で担い、理事は現役中心での構成が前提。

・しっかりとした大義名分と運営方法の確立が前提。

・青年クラブの目的や存在意義、何が大事か、といったことの明確化。

・社会情勢の変化に対応しうる先を見据えた計画と規約の変更。

・平行して会員増強の必要性。(新規会員勧誘、複数入会者会費半額対応等)

  • 反対:「定年制廃止」以外の対策案

①定年の延長 3 ②新規会員の勧誘促進 2 ③対策はせず、減少とともに活動停止 1

④その他 1

具体的な意見:・現役とOBの線引きがある方がよい。延長も過去実施しておりやりやすい。

・減少は若年層の意識変化や、女性の少なさが要因。多種多様な意見の取入。

・有意義な活動がなければ会員増強、減少防止は望めない。抜本的な見直しを。

テーマ2.行事運営について

  • 行事運営における課題

①行事が多い、理事会も多い     3 ②行事の固定化、自由度がない 7

③行事が年齢構成やニーズに合わない 6 ④現状のままでよい      7 ⑤その他 4

 

具体的な意見:・そもそも総会、愛の菓子、新春懇親会以外は自由でよいはず。もっと理事長が

臨機応変に行事を考え、それに合わせた組織や予算を検討すべき。

・様々なニーズを捉え、現役がもっと参加できる行事等、検討が必要。

・理事を2年任期にし、2年に渡る行事運営等、予算や人員を半分でまかなえる

小さな組織運営。

・歴史や意義のある行事ばかりなので、OBにも協力してもらい続けていくべき。

・理事会は強制参加でなく、HPで議事録も確認できるので、多いと思わない。

・仕事に特化した事業や工場見学等の研修旅行の開催。

テーマ3.班編成について

  • 班の再編成について

①各班を再編成し、人数均一化 2 ②行事(愛の菓子)によって協力、再編成 15

③現状のままでよい      6 ④その他               4

具体的な意見:・愛の菓子は運用を全体で共有化、分担し、班の負担を軽減。OB協力不可欠。

・班の再編成については、班数を減らす、合併、地域や業種を考慮した構成、

人数の均一化、すぐには実施せず将来的な実施を検討、等の意見あり。

・班活動の活発化、班担当の行事活動など、会員相互の交流機会を増やすべき。

  • 自由記入欄

・副理事長2名→1名。(規約変更)もしくは副理事長が会計か運営室長を兼務。

・新班長等、中には毎月の理事会を重荷に捉え、仕事との両立を苦に感じる人もいる。事務的な

ことも楽しめ、かつ退会者も引き留められるよう、運営での縦横の繋がりをより密にすべき。

 

谷川:OBの方にご意見を聞きたい。

阿佐:OBに対しては説明をしっかりすれば問題ないと思う。

昔は減少とともに青年クラブが消滅してもよいと考える時期もあったが、長年在籍していると、

やはりこの会だからこそできる繋がりもあり、頑張って存続させてほしい。

津田:今の考えとしては、定年制廃止ではなく延長の方がよいと思う。

「青年」クラブである以上、青年の活躍の場であるべき。

 

谷川:入会年数の浅い理事の意見は?

瀬戸口:まだあまり行事に参加できていないが、勉強になることも多くよいと思う。

寺西:色々な業界の方との情報共有の場としてよい。

糸岡:なくしてしまうのはもったいない。定年制廃止は賛成だが、OBの気持ちも考えなければ。

 

瀬戸:定年制廃止は反対。

OBの境界がなくなると、理事の顔ぶれが変わらなくなるのではと危惧する。

その問題が解消されるのであれば賛成したい。

 

 

平井:反対意見について、どの意見も全く否定的な意見ではなく、前向きな意見が多い。

また定年制を廃止しても実現できる内容の意見も多い。

阿佐:反対意見の中に、このままクラブ自体がなくなってもよい、といった意見はあるのか?

平井:そこまで否定的な意見はない。対策はせず減少とともに活動停止、といった回答も

1件あったが、具体的な意見として抜本的な活動の見直しを期待しての回答だった。

 

谷川:女性が少ない、といった意見もあったが、唯一の女性として意見を聞かせてほしい。

糸田川:女性一人の期間が長いが、現状女性を増やすのもなかなか難しいと感じる。

女性会員を増やすのであれば、もっと間口を広げる必要があると思うが、具体案と

言われると難しい…。

 

谷川:数年前、組織改革委員会として新規会員勧誘を積極的に行っていた際、入ってもよいという

話は複数あったが、定年の年齢が障壁となって入らなかったケースも多々あった。

阿佐:会員が増えないのも、会員が辞めてしまうのも、OBという年齢制限が一つトリガーに

なっている部分は大いにあると思う。

会員数を増やすために定年という壁をなくす、という考え方もある。

 

横山:第一に会を存続させるのを目的とする中で、抜本的な改革は1年では難しい。

運営方法等を確立してから定年制廃止をするのか、定年制廃止してから運営方法等を検討

するのか、どちらがよいのだろうか。

⇒議論の結果、しっかりと定年制廃止の目的や今後の方向性は事前に決めておきつつ、定年制廃止

→運営方法等、詳細を確立していく方向性に決定。

 

谷川:定年制廃止をするのであれば、まず規約を変更しなければならない。

規約第3条の年齢に関する文言は撤廃の方向。

⇒規約変更は総会で決議する必要あり。

 

阿佐:当時定年制の延長を行う際に臨時総会を実施した理由として、その年度でOBとなる人が

多かったから。(=次の総会まで待ってしまうと皆OBになってしまう)

 

☆定年制廃止の方向性で次回以降、下記内容について議論。

・定年制廃止の目的(大義名分)の明確化と共有。

・定年制廃止のスケジュール、アナウンス方法。

・定年制廃止後の組織運営について(理事の決定、OBへの協力依頼等)

 

次回、第二回組織改革委員会は7月20日(月)19:00~、難波市民学習センターにて実施予定。

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